
FUJIMORIグループ代表 藤森もも子が「フランス共和国 農事功労勲章シュヴァリエ」を受章
このたび藤森もも子は、「フランスの食文化を日本に広く紹介し、その普及と発展に寄与してきた功績」「パンを中心に、フランス料理、ワイン、シャルキュトリー、パティスリーなど、フランス・ガストロノミーの多様な魅力を発信し、その認知度と評価の向上に貢献してきたこと」「事業活動および文化発信を通じ、日本におけるフランス食文化の継承と発展に尽力してきた姿勢」「次世代へその価値と精神を伝え、日仏間の食文化交流を継続的に促進してきた功績」「フランス食文化への深い理解と敬意を基盤に、日本における同分野の振興に大きく貢献してきたこと」を高く評価され、2025年8月、フランス共和国よりフランス農事功労勲章(Ordre du Mérite Agricole)シュヴァリエ章を36歳で叙勲されました。
これを受け、2026年7月3日(金)、叙勲式が執り行われ、勲章が授与されました。
父・藤森二郎もまた、長年にわたるフランス食文化および製パン文化への貢献が評価され、同勲章シュヴァリエ章を経てオフィシエ章を受章しており、親子二代にわたる叙勲となります。藤森もも子の36歳での叙勲は、同勲章の受章者として世界的にも極めて若い年齢での受章とみられます。
親子二代にわたり、フランス食文化への深い敬意とその精神を受け継ぎながら、日本におけるフランス・ガストロノミーの発展と日仏文化交流に貢献してきた歩みが、今回の叙勲へとつながりました。


このたび、フランス共和国よりフランス農事功労勲章(Ordre du Mérite Agricole)シュヴァリエ章を賜りましたことを、身に余る光栄と受け止めております。
私は幼少期より、パンやフランス料理、ワイン、シャルキュトリー、パティスリーなど、フランスの食文化がごく自然に日常の中にある環境で育ちました。私にとってそれらは、特別に「フランス文化」として意識する以前から、生活とともに存在してきたものでした。高校卒業後には単身フランスへ渡り、現地で生活する中で、その文化の奥深さと、それを守り、育て、次代へ伝えていくことの尊さを学びました。
今日、日本においてフランスの食文化が広く根づき、さらに日本独自の発展を遂げたフランス料理が国際的な信認を獲得している背景には、長年にわたり道を切り拓いてこられた多くの先人の方々の功績があります。私は、その大きな歴史の延長線上に立たせていただいている一人に過ぎません。
父・藤森二郎もまた、同じフランス農事功労勲章をシュヴァリエ章からオフィシエ章まで受章しております。親子二代にわたる叙勲、そして私自身が36歳という年齢でこの栄誉を賜ったことに、深い感激を覚えると同時に、大変身の引き締まる思いでおります。
昨年8月の叙勲から、このたびの叙勲式を迎えるまでの時間の中で、なぜ自分のようなまだ若輩の者が、このような大きな栄誉をいただいたのかを何度も考えてまいりました。そして今は、この叙勲を単なる評価や名誉としてではなく、「与えられた使命をまっとうせよ」というメッセージとして受け止めています。
フランス語の「Héritage」という言葉には、遺産、伝統、そして世代を超えて受け継がれていくもの、という意味があります。私にとって今回の叙勲は、まさに先人たちが築き、父の世代が守り育ててきたHéritageを、一つのバトンとして受け取ったような思いです。
かつての常識が瞬く間に変わっていく、非常に速い変化の時代を私たちは生きています。だからこそ、歴史や伝統、文化をただ保存するのではなく、その本質と価値を守りながら現代に育て、そして次の世代へと手渡していくことが、私に与えられた使命であると感じています。
これまで支えてくださったすべての皆様、そして長年にわたりFUJIMORIとともに数々の困難を乗り越え、成長することを諦めず歩んでくれたすべての従業員の皆様に、心より感謝申し上げます。
この栄誉に恥じぬよう、これからもフランスと日本を食文化でつなぎ、その価値を未来へ継承していくために、微力ながら力を尽くしてまいります。
藤森もも子

フランス農事功労勲章(Ordre du Mérite Agricole)は、1883年に創設されたフランス共和国の歴史ある国家勲章の一つです。農業・食品・ガストロノミーをはじめとする食文化分野の発展と振興に顕著な功績を挙げた人物に授与され、フランス国内のみならず、フランスの食文化の普及・発展や国際的な文化交流に貢献した外国人も対象とされます。